プラセンタ注射
プラセンタ注射についてのご案内
プラセンタとは日本では、日本で生まれた赤ちゃんの胎盤エキスのことです。
人胎盤エキスでは50年前まえから更年期障害や肝機能障害に使用されてきました。最近になり、抗老化作用、美容など、様々な効能がうたわれるようになってきております。
基本的にエビデンスという学問的な蓄積があるのは肝障害と更年期障害です。保険適応もそのようになっており、更年期障害の定義に該当する患者様につきましては、週に3回のプラセンタ皮下注射を保険適応で使用することができます。
そのほかの美肌効果、抗アレルギー効果や脱毛症に対する効能などきわめて幅広い有効性の報告は存在するようですが、当院ではそういった意味も含めて更年期障害の方に使用していただいております。効き目に個人差がかなりあり、補助薬として使用してみるといった趣になります。
プラセンタを使用された方は献血ができなくなる、または万が一のヤコブ病の発症の議論などがあります。現在のところヤコブ病の発症は発売から約50年で一例も報告がありません。こちらを参照されてください。http://jplaa.jp/
プラセンタに関してはその有効性の感じ方には非常に個人差があり、使用目的が異なる場合や、プラセンタの量の増量や高い注射頻度での使用の希望があるなど保険適応外(44歳以下、ないしは60歳以上の方)となる場合、ご希望であれば自費診療でのプラセンタ使用も可能です。希望の方は仰っていただけましたら幸いです。(メルスモン1A 1100円、増量分一アンプルにつき550円税込み)