AIを活用した心疾患や肺疾患でのレントゲン診断
当院でのレントゲン診断の方針
風邪の時のお咳や高血圧で撮影するレントゲンなど、多くの症状で胸部レントゲンを活用しますが、医師が注目する領域のみを読んでしまい、他の隠れた疾患を見落としてしまう可能性があります。
そこで、たらお内科ではAI技術によるレントゲン補助診断(胸部X線画像病変検出ソフトウェア:CXR-AID)を導入いたしました。
現在この新しい診療には特別な保険点数は設定されていませんので、通常のレントゲンと同じ費用負担で精度の高い診断を受けられるというメリットがあります。たらお内科では患者様の元気な長生きを目標としており、導入に踏み切りました。
私たちがレントゲン画像を解析する際にも、既に診断精度の向上に役立つ支援経験を得ています。ご興味をお持ちの方は、下記富士フィルムメディカルのページをご覧ください。医療機関向けの専門的な情報提供のため、わかりにくい部分はご容赦ください。
*富士フィルム:胸部X線画像病変検出ソフトウェア CXR-AID
また、当院では2023年9月より、内視鏡でもAI診断を併用する予定で、より質が高く見落としの少ない内視鏡診断を目指した、内視鏡専門医+AIによる検査を、麻酔科専門医による高度な麻酔環境の中で提供してまいります。当院では胃カメラについて、いわゆる単純な静脈麻酔(鎮静剤)だけでなく、恐怖や過去の苦しい記憶で必要な胃カメラ検査をためらっていらっしゃる方については、麻酔科専門医による全身麻酔による内視鏡検査も可能です。必要に応じてご相談ください。
引き続きより公正でわかりやすく質のよい医療を提供するべく邁進してまいります。